2016年こそ、今に続く混迷の時代の、その始まりの年だったと思う。
そこで、2016年に起きた出来事を簡単にまとめてみた。
【4月】熊本地震 パナマ文書
【5月】オバマ大統領広島訪問 トランプ、共和党候補確定 雑誌「Cobalt」休刊
【6月】イギリス、EU離脱を問う国民投票
【7月】トルコ、クーデター未遂事件 ポケモンGOサービス開始 映画「シン・ゴジラ」公開(感想)
【8月】天皇陛下、生前退位のビデオメッセージ 映画「君の名は」公開(後に国内映画興行収入4位)
【11月】トランプ、大統領選勝利 映画「この世界の片隅に」公開
【12月】「YouTuber」流行語大賞
世界的に影響が大きかったのは、イギリスEU離脱、トランプ大統領誕生など、自国第一主義の台頭であろう。
8年前にはアメリカ初の黒人大統領誕生が誕生しており、選挙予測もことごとくヒラリー当選を予測していただけに、衝撃は非常に大きかった。
アニメ・映画では、「シン・ゴジラ」「君の名は」など、東日本大震災(2011)に影響を受けつつも、それだけではない、何かがやってくるのではないかという感じを描いた作品がヒットした。
単なる偶然ではない、時代の雰囲気があったと感じる。
「YouTuber」は2016年以前から実際的には再生数を伸ばしていたが、命名され流行語となることで、世間一般での存在感を一気に増した。
「ポケモンGO」は最新の技術を実際にスマホの中に手に取れる存在として提示し、来る未来を感じさせた。翌2017年末にはオタク界でVTuberが爆発的にヒットする。
もう皆忘れてしまっていると思うが、今に続くポリコレの時代が急速に進んだのも2016年からであった。
(補足)2017年の出来事:FakeNews(流行語)、インスタ映え(流行語)、VTuber流行