第2次メガ戦役(小説)


第2次メガ戦役はアルダン帝国とエル帝国の架空の戦争を描いた小説。メガ戦役以後の1592年に公開された。


概要


 エル帝国との戦争はアルダン帝国の市民を大いに熱狂させ、戦勝後には戦争を英雄的に書いた小説が人気を博した。こうした小説は架空戦記と呼ばれ、第2次メガ戦役はそうした小説の中でも最も人気を博した小説であった。
 物語はアルダン帝国への復讐を目的にエル帝国が再度アルダン帝国へ侵攻してくるところから始まり、エル帝国のタイタンよりもさらに数倍のスケールを持つ超巨大艦にアルダン帝国軍の艦隊が次々に打ち破られる。こうしてメガ惑星正面まで迫ったエル帝国軍に対し、メガ惑星前面にてアルダン帝国軍が宇宙航空機や駆逐艦により反撃を行い、最終的にエル帝国の超巨大艦に匹敵するサイズの超巨大艦をアルダン帝国軍も戦線に投入し、超巨大艦同士の戦闘にアルダン帝国が勝利して、エル帝国軍が降伏するという内容である。


登場人物


ジョン
 宇宙戦闘機乗りの下級曹長。惑星メガ出身で、第1次メガ戦役(正史におけるメガ戦役)からの宇宙戦闘機乗り。

ミゲル
 駆逐艦の艦長。下級少尉。首都惑星アルダン出身で、士官学校生であったところ戦争勃発により繰り上げ卒業となって駆逐艦艦長を拝命した。最終的に戦闘空母の艦長となり、物語終盤では敵陣へ突撃してエル帝国軍の巨大砲艦のエンジンを損傷させる。

リサルド
 戦役全体の作戦責任者。上級大将。首都惑星アルダン出身で、第1次メガ戦役においてはタイタン(巨大砲艦)の艦長として戦争全体を勝利に導いた。物語終盤では超巨大艦の艦長として戦闘に参加する。

この3人を主人公として物語が進んでいく。



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